染み抜き(読み)しみぬき

百科事典マイペディアの解説

染み抜き【しみぬき】

衣類や布地に部分的に付着したよごれを,地質,染色などを損なうことなく除去すること。染みは時がたつと変化したり,カビを生じたりするので早期の処理が肝要。一般には溶剤により溶かし去る方法が多く行われる。たとえば,油脂類はベンジンエーテルで,色素類はアルコールで除去するなど。他に化学的方法として,鉄さびをシュウ酸で処理し水に溶けるシュウ酸鉄として除くことや,物理的方法として,蝋を熱して溶かし去ったり,血や墨などの染みをフノリや飯粒などの吸着性を利用して除去する方法などがある。染みの種類によっては水,ぬるま湯,セッケン水などで落ちるものもあり,一般に順次簡単な方法から行うのがよい。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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