桐竹門造(読み)キリタケ モンゾウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桐竹門造」の解説

桐竹 門造(5代目)
キリタケ モンゾウ


職業
文楽人形遣い

本名
片山 熊一

別名
前名=桐竹 門治

生年月日
明治12年 1月13日

出生地
兵庫県 淡路島

経歴
明治39年4代目桐竹門造に入門し、門治を名乗る。大正11年5代目門造を襲名

没年月日
昭和23年 1月24日 (1948年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「桐竹門造」の解説

桐竹 門造(5代目)
キリタケ モンゾウ

明治〜昭和期の文楽人形遣い



生年
明治12(1879)年1月13日

没年
昭和23(1948)年1月24日

出生地
兵庫県淡路

本名
片山 熊一

別名
前名=桐竹 門治

経歴
明治39年4代目桐竹門造に入門し、門治を名乗る。大正11年5代目門造を襲名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桐竹門造」の解説

桐竹門造(5代) きりたけ-もんぞう

1879-1948 明治-昭和時代の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い。
明治12年1月13日生まれ。淡路(あわじ)島の人形遣いの子。4代桐竹門造に師事。前名は門治。大正11年5代目を襲名,老役(ふけやく)や脇役(わきやく)を得意とする。みずから首(かしら)を製作し,女性の一人遣いによる「乙女文楽」を考案し一座を組織した。昭和23年1月24日死去。70歳。本名は片山熊一。

桐竹門造(2代) きりたけ-もんぞう

?-1851 江戸時代後期の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い。
初代吉田新吾の門弟初名は吉田金吾。天保(てんぽう)元年2代目を襲名し,大坂御霊(ごりょう)境内芝居の座頭(ざがしら)にすすむ。立役(たちやく)を中心女方もかね,菅丞相,由良之助,光秀などを得意とした。嘉永(かえい)4年死去。

桐竹門造(4代) きりたけ-もんぞう

?-1909 明治時代の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い。
3代桐竹門造の門弟。明治2年大阪の竹田座に出演。彦六座,稲荷(いなり)座,明楽座などの非文楽座系の舞台をつとめ,38年からは文楽座に出演。立役(たちやく),女方をかねた。明治42年11月10日死去。

桐竹門造(初代) きりたけ-もんぞう

?-? 江戸時代中期の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い。
桐竹門三郎の門弟。明和2年(1765)の竹本座の番付から名がのる。寛政のころには立者となり,文化のはじめごろまで活躍。由良之助,おさん,お七などを当たり役とした。名は門蔵ともかく。

桐竹門造(3代) きりたけ-もんぞう

?-1871 江戸時代後期の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い。
初代吉田金四に入門し,初名は金花。2代桐竹門造の養子分となり,その没後に3代目を襲名する。立役(たちやく)と女方をかねた。明治4年12月死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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