ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桜川市」の意味・わかりやすい解説 桜川〔市〕さくらがわ 茨城県中西部,桜川の流域にある市。東部に筑波山,加波山など筑波山地の山々が連なり,北で栃木県に接する。 2005年岩瀬町,真壁町,大和村が合体して市制。桜川流域に水田が開け,米作が盛ん。野菜やスイカの栽培も行なわれる。山地から採掘される花崗岩は石材として移出されるほか,石灯籠,墓石などに加工される。北部の小山寺 (富谷観音) は天平7 (735) 年建立の古刹で,三重塔は国の重要文化財に指定。月山寺,楽法寺は国や県の文化財を多く所蔵する。謡曲『桜川』で知られる桜川は国の名勝,堤防に沿う磯部のサクラは国の天然記念物に指定。新治廃寺跡と真壁城跡は国指定史跡。市域の一部は水郷筑波国定公園および吾国愛宕県立自然公園に属する。 JR水戸線,国道 50号線が市の北部に通じる。面積 180.06km2。人口 3万9122(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「桜川市」の解説 桜川市さくらがわし 2005年10月1日:西茨城郡岩瀬町、真壁郡真壁町・大和村が合併・市制施行⇒【岩瀬町】茨城県:西茨城郡⇒【大和村】茨城県:真壁郡⇒【真壁町】茨城県:真壁郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by