コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

加波山 かばさん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

加波山
かばさん

茨城県中部,筑波山地第2の高峰。標高 709m。山頂には加波山神社があり,加波山禅定祭が行なわれる。花崗岩を産し,西麓桜川市では石材加工業が盛ん。 1884年旧下館藩士,富松正安ら栃木県,茨城県両県の急進的な自由党員 16人が自由民権を唱えてたてこもった加波山事件で有名。水郷筑波国定公園に属する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

かばさん【加波山】

茨城県中央部,新治(にいはり)郡八郷(やさと)町と真壁郡真壁町にまたがる山。標高709m。湯袋峠をはさんで南に名峰筑波山を配し,関東平野から直立する山容で知られる。山頂に加波山神社,加波山三枝祇(さえなづみ)神社本宮・親宮があり,西側の山腹からは良質の花コウ岩を産出する。1884年の加波山事件の舞台。山頂からの展望に優れ,水郷筑波国定公園に属する。【中川 浩一】
[信仰]
 加波山の山麓部にみる信仰内容はほぼ筑波山信仰のそれと同質である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

かばさん【加波山】

茨城県中央部、筑波山の北方にある山。709メートル。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔茨城県〕加波山(かばさん)


茨城県中部、筑波(つくば)山地北部に位置する山。標高709m。山中には花崗(かこう)岩が露出し、西麓(せいろく)には石材業が発達。1884年(明治17)に旧下館藩士族ら自由民権派が蜂起(ほうき)した加波山事件で名高い。水郷(すいごう)筑波国定公園に含まれる。山頂の加波山神社は、中世以来の修験(しゅげん)道場。

出典|講談社日本の地名がわかる事典について | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

加波山
かばさん

茨城県西部、筑波(つくば)山の北にある山。標高709メートル。桜川(さくらがわ)市と石岡(いしおか)市の境界をなす。山体は黒雲母花崗(くろうんもかこう)岩からなり、アカマツ、スギ、ブナなどが多い。加波山信仰の中心、加波山神社があり、また修験(しゅげん)道場として禅定(ぜんじょう)などの修行も行われる。1884年(明治17)の加波山事件は有名。花崗岩は桜川市に石材業を発達させた。水郷筑波国定公園に含まれている。[櫻井明俊]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

加波山の関連キーワード松村 文次郎二波山 松緑上野 富左右小久保 喜七鯉沼 九八郎小久保喜七鯉沼九八郎富松 正安河野 広躰岩瀬[町]東陲民権史内藤 魯一館野芳之助明治叛臣伝桜川(市)真壁[町]上野富左右内藤魯一群馬事件三浦文次

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

加波山の関連情報