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森光子 もりみつこ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

森光子
もりみつこ

[生]1920.5.9. 京都,京都
[没]2012.11.10. 東京
女優。本名村上美津。1935年子役として映画デビュー。幼少時から従兄の嵐寛寿郎時代劇映画に多数出演した。京都府立第一高等女学校に進むが,母の死で中退。歌手などを経て,1952年秋田実主宰の宝塚新芸座に入団,ラジオ番組で関西地方の人気者となる。

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知恵蔵2015の解説

森光子

俳優、文化勲章受章者、文化功労者。本名、村上美津。1920年5月9日京都市生まれ。日本俳優連合名誉副会長。35年に映画「なりひら小僧 春霞八百八町」で俳優デビュー。41年、上京し歌手デビュー。戦時中は東海林太郎らと前線を慰問する。
61年、「放浪記」に初主演。「放浪記」は、昭和初期に活躍した作家・林芙美子が自身の体験を元にして書いた長編小説で、劇作家・菊田一夫が森のために脚本を書き下ろした。林芙美子役は森のライフワークとなり、90年に山本安英(故人)の「夕鶴」(1千37回)を抜いて以来、単独主演での上演記録を更新し続け、2009年、森の誕生日である5月9日に2千回、5月29日の千秋楽には2千17回となった。こうした功績により国民栄誉賞を受賞(千秋楽の日に正式決定)。同賞の受賞者は17人目で、89歳での受賞は過去最高齢である。また俳優としての受賞者は、長谷川一夫、渥美清に次いで3人目で、存命中では初、女優としても初めてである。授賞式は09年7月1日に首相官邸で行われ、麻生太郎首相から授与された。式典後、森は11年の50周年記念公演への意欲を述べ、東宝は同日、10年5、6月に東京・日比谷シアタークリエで森主演の「放浪記」を上演することを発表した。
その他演劇賞の受賞は毎日芸術賞、読売演劇大賞など。84年紫綬(しじゅ)褒章、92年勲三等瑞宝章、2005年文化勲章を受章。1998年東京都名誉都民となる。著書に『人生はロングラン』(日本経済新聞出版社、2009)、共著『女優 森光子』(集英社、2009)などがある。
TBS制作のテレビ番組「時間ですよシリーズ(1970~89年)では「日本のお母さん」のイメージを定着させ、「タケヤみそ」などのCMでも人気が高い。俳優の嵐寛寿郎は長らく伯父とされてきたが、後年、従兄であることが明らかとなっている。

(葛西奈津子 フリーランスライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

もり‐みつこ【森光子】

[1920~2012]女優。京都の生まれ。本名、村上美津。はじめ子役として映画に出演、昭和36年(1961)舞台「放浪記」の主人公林芙美子を演じて話題となる。以降、舞台のほかテレビドラマや映画などでも幅広く活躍。平成17年(2005)文化勲章、平成21年(2009)国民栄誉賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

森光子【もりみつこ】

女優。京都市木屋町生まれ。旧制京都府立第一高等女学校中退。従兄の嵐寛十郎のプロダクションで女優を志願し1935年映画デビュー,その後に新興キネマに所属して多くの映画に出演するがいずれも二線級の映画で,森自身も芽が出なかった。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

森光子 もり-みつこ

1920-2012 昭和-平成時代の女優。
大正9年5月9日生まれ。伯父の嵐寛寿郎の映画に子役で出演。昭和33年菊田一夫にみいだされ上京,舞台「花のれん」に出演,36年「放浪記」の林芙美子役でスターとなる。その後舞台「おもろい女」がヒット,映画「台所太平記」やテレビドラマ「時間ですよ」など幅ひろく活躍。NHK紅白歌合戦紅組司会も3回つとめた。平成10年文化功労者。17年朝日舞台芸術賞特別賞。同年文化勲章。21年「放浪記」上演回数2000回を達成。同年国民栄誉賞。平成24年11月10日死去。92歳。京都府出身。本名は村上美津。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

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