デジタル大辞泉
「森田芳光」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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森田芳光【もりたよしみつ】
映画監督,脚本家。東京都渋谷区に生まれる。日本大学芸術学部卒業。高校時代にデビット・リーン《ドクトル・ジバゴ》を観たことで,映画にめざめたといわれる。1981年,《の・ようなもの》で監督デビュー。1983年,《家族ゲーム》(松田優作主演)の脚本・監督で注目された。1985年の《それから》(夏目漱石原作,筒井ともみ・脚本,松田優作・藤谷美和子主演)でブルーリボン賞監督賞をはじめ各賞を受賞,斬新で繊細な映像表現と緻密な語り口で日本映画の旗手の位置を獲得した。他に《ハル》(1997年),《失楽園》(1998年),《阿修羅のごとく》(2004年)など。
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森田芳光
もりたよしみつ
[生]1950.1.25. 東京
[没]2011.12.20. 東京
映画監督,脚本家。日本大学芸術学部在学中に自主映画を制作し,1981年に『の・ようなもの』で商業映画監督デビュー。『家族ゲーム』(1983)の意表をついた演出で注目を集め,1985年の『それから』は新世代の監督で初のキネマ旬報ベストテンの第1位など,数々の映画賞を獲得した。シリアスからコメディ,アイドル映画や恋愛物,ホラー,ミステリーなど,幅広いジャンルを次々手がけ,1997年には『失楽園』が大ヒットした。『それから』『キッチン』(1989),『失楽園』『黒い家』(1999),『模倣犯』(2002),『阿修羅のごとく』(2003)など小説を原作とした作品に加え,「バカヤロー!」シリーズなどオリジナル脚本の作品も多いが,2007年には黒沢明監督『椿三十郎』の脚本をそのまま使ったリメークに挑戦。オリジナル脚本での 2012年公開『僕達急行 A列車で行こう』が遺作となった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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森田芳光 もりた-よしみつ
1950-2011 昭和後期-平成時代の映画監督。
昭和25年1月25日生まれ。8ミリ映画で活躍後,昭和56年劇場用作品「の・ようなもの」で注目される。58年「家族ゲーム」を発表,各種の映画賞を受賞。「ときめきに死す」「それから」などであたらしいスタイルに挑戦。脚本に「ウホッホ探検隊」などがある。平成16年「阿修羅のごとく」で日本アカデミー賞最優秀監督賞・優秀作品賞。平成23年12月20日死去。61歳。東京出身。日大卒。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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森田 芳光 (もりた よしみつ)
生年月日:1950年1月25日
昭和時代;平成時代の映画監督
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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