コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

正多角形 セイタカクケイ

デジタル大辞泉の解説

せい‐たかくけい【正多角形】

各辺の長さが等しく、内角の大きさがすべて等しい多角形。正多辺形。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

正多角形【せいたかくけい】

辺の長さと内角の大きさがすべて等しい多角形。n個の頂点をもつ正多角形を正n角形という。一つの正n角形のすべての頂点を通る円(外接円)がただ一つ存在し,その中心をこの正n角形の中心という。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

せいたかくけい【正多角形 regular polygon】

平面上の多角形で,すべての辺の長さが等しく,またすべての内角の大きさも等しいものを正多角形といい,辺の個数がnである正多角形を正n角形または正n辺形という。正n角形の一つの内角の大きさは(2n-4)/n直角である。正多角形にはすべての頂点を通る一つの円(外接円)と,すべての辺に接する一つの円(内接円)がある。これらは同心円で,その中心は正多角形の中心と呼ばれる。円周をn等分して等分点を順次に結べばこの円を外接円とする正n角形が得られ,また等分点で円に接線をひけばこの円を内接円とする正n角形が得られる(図1)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

せいたかくけい【正多角形】

辺の長さがすべて等しく、角の大きさもすべて等しい多角形。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

正多角形
せいたかくけい

多角形」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

正多角形
せいたかくけい

すべての辺が等しく、すべての内角も等しい多角形を正多角形という。正多角形は、円周を等分した点を順々に結んでできる多角形でもある。この円の中心を正多角形の中心という。この円は正多角形の外接円である。また正多角形には、その中心を中心として内接円をかくこともできる。辺の個数、したがって頂点の個数がnである正多角形を正n角形という。正四角形を普通、正方形という。正n角形は、各辺の両端と中心とを結んでn個の二等辺三角形に分けられる。その頂角は360度のn分の1である。正n角形は、その中心の周りのn分の360度の回転によって自分自身に重なる。すなわち、正n角形はn分の360度回転対称な図形である。nが偶数のときはその中心に関して点対称、すなわち180度回転対称な図形である。正n角形はすべてn個の線対称の軸をもっている。その対称軸は、nが奇数のときはn個の辺の垂直二等分線で、それぞれ一つの頂点を通る。nが偶数のとき線対称の軸は各辺の垂直二等分線および相対する頂点を結ぶ直線である。
 正n角形の作図は、円周をn等分することにほかならない。これを円周等分問題という。C・F・ガウスが19歳のとき正17角形の作図に成功したことは有名。円周等分問題はその後ガウスにより完全に解決された。その結果、nが7、9、11、13、14、18などの場合は、定規(じょうぎ)とコンパスで円周を等分することはできないことが明らかにされた。
 正三角形、正方形、正六角形のタイルのうち、どれか1種類を用いて平面を埋め尽くすことができる。1種類の正多角形でタイル張りができるのはこの三つだけである。2種類以上の正多角形によるタイル張りはいろいろとあり、各頂点に集まるようすが一様なものは11種あることが知られている。[柴田敏男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

正多角形の関連キーワードガウス(Karl Friedrich Gauss)ルーローの三角形ストイケイア相似(数学)集中式プランビニョーラ等角多角形集中式建築等辺多角形松永良弼定幅曲線ポアンソ括要算法正多面体正三角形ケプラー正五角形円周率規矩術正角柱