正距方位図法(読み)セイキョホウイズホウ(その他表記)azimuthal equidistant projection

関連語 世界図

日本大百科全書(ニッポニカ) 「正距方位図法」の意味・わかりやすい解説

正距方位図法
せいきょほういずほう
azimuthal equidistant projection

地図投影一種。地図の中心(投影の中心または地図主点ともいう)からすべての方向への直線の距離が縮尺どおりに正しく表される正距で方位が正しく表される図法。地図帳極地域図に、極を投影の中心としたこの図法が20世紀中ごろまで標準的に用いられていた。今日では特定地点(たとえば東京)を投影の中心とする斜軸正距方位図法がコンピュータ支援地図作成でよく使われている。

[金澤 敬]

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最新 地学事典 「正距方位図法」の解説

せいきょほういずほう
正距方位図法

azimuthal equidistant projection

1569年G.Mercatorによって初めて使用された。経線は一定点(極)から等角度で放射する直線,経線は同点からRδ(R:地球半径,δ:余緯度)隔たる距離を半径とする同心円弧からなる。東京を図の中心に置くときは,東京から世界各地への距離と方位を容易に知ることができる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正距方位図法」の意味・わかりやすい解説

正距方位図法
せいきょほういずほう
azimuthal equidistant projection

方位図法の一種で,地図主点から任意の点までの距離が正しく表される正距図法。16世紀の人文学者ギヨーム・ポステルが採用したことから,ポステル図法ともいわれる。地図学者ゲラルドゥス・メルカトルが,1569年に発行したメルカトルの世界図なかで北極図に用いた。極地の探検歴史図などに使われる。(→地図投影法

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