武田薬品工業[株](読み)たけだやくひんこうぎょう

百科事典マイペディア 「武田薬品工業[株]」の意味・わかりやすい解説

武田薬品工業[株]【たけだやくひんこうぎょう】

国内トップの製薬会社。1781年創業,1925年株式会社武田長兵衛商店設立,武田製薬(1918年設立)を吸収。〈アリナミン〉で知られるビタミン剤,神経系薬剤を中心とする医薬品生産で全国首位,化学調味料その他の食品工業薬品農薬にも進出したが,近年は医薬品への回帰を進めている。また海外展開も積極的。本社大阪,工場大阪,光ほか。2011年資本金635億円,2011年3月期売上高1兆4193億円。売上構成(%)は,医療用医薬品89,ヘルスケア4,その他7。海外売上比率49%。→医薬品工業
→関連項目三共[株]吉富製薬[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android