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歯石 しせき dental calculus

7件 の用語解説(歯石の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

歯石
しせき
dental calculus

唾液中の無機塩類が歯の表面に沈着したもの。歯の表面の歯垢 (歯苔ともいう) は本来,非石灰性のものであるが,これが石灰化されて歯石の母体となる。歯石は大唾液腺の排泄管開口部付近の歯 (下顎前歯,上顎小・大臼歯) に多くみられる。

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デジタル大辞泉の解説

し‐せき【歯石】

歯に、唾液(だえき)中の石灰分や食物のかすその他が固着したもの。

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百科事典マイペディアの解説

歯石【しせき】

唾液(だえき)中の無機塩類が歯の表面に沈着したもの。歯肉縁下の歯根面に沈着したものは堅く除去が困難で,歯槽膿漏(しそうのうろう)の重要な因子。沈着の程度は歯の清掃度によるが,年1〜2回の除去が必要である。
→関連項目結石

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栄養・生化学辞典の解説

歯石

 歯の表面に沈着するカルシウムを含む物質.主にリン酸カルシウム

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世界大百科事典 第2版の解説

しせき【歯石 dental calculus】

歯垢長期間のうちに石灰化したもの。下顎の前歯の内側,上顎の臼歯の外側に沈着しやすい。口腔に露出している歯面に付着している歯石は,淡黄色ないし黄褐色を呈していることが多いが,まれに黒緑色ないし黒色を呈する歯石が付着していることがある。このような黒い歯石は〈血石〉ともいわれ,歯肉に炎症のある場所の歯根面に付着していることが多く,出血した血液や滲出液と関連があると考えられている。歯石は,歯肉との境界部の歯面に付着することが多く,長い年月の間には歯肉辺縁を覆うまでに増大することもある。

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大辞林 第三版の解説

しせき【歯石】

歯の表面に沈着した歯垢しこうが石灰化したもの。歯周や歯肉の炎症の原因となる。 → 歯垢

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

歯石
しせき

歯および義歯などの表面に堆積(たいせき)する硬い物質をいう。歯石は血清または唾液(だえき)中の無機塩類が沈着して、歯垢(しこう)が石灰化することによって形成される。形成初期の歯石は軟らかいが、古くなると無機質の含有量を増して硬くなる。歯石は歯垢と並んで歯肉炎または歯周炎の有力な原因である。歯石中の無機質はリン酸カルシウム75.97%、炭酸カルシウム3.17%、リン酸マグネシウム3.77%であり、有機質はタンパク質8.34%、脂肪2.71%、水分その他6.04%となっている。歯石は堆積する場所によって歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石とに分けられるが、化学的組成はほぼ同じである。歯肉縁上歯石は、歯肉の辺縁より上部(歯冠部)に堆積する帯黄白色の歯石で、直接観察することができる。歯肉縁下歯石は、歯周炎によって歯肉が歯の表面から剥離(はくり)したために形成される「すきま」(歯周ポケット)の歯根表面に堆積する黒褐白の歯石で、歯肉縁上歯石より硬く、また強固に付着している。[加藤伊八]

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世界大百科事典内の歯石の言及

【歯】より

…歯垢のもとは,口の中に常在するある種の細菌が活発に代謝する結果つくられるので,菌の栄養源となる砂糖の摂取を控え,また節度のあるとり方が必要である。(3)歯垢や歯石をこまめに除く。歯石は歯垢に石灰塩が沈着してできる。…

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