出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
北宋の太祖(趙匡胤(ちょうきょういん))が創設した科挙最終段階最高試験で,明・清にも行われた。上位合格者はただちに叙官され,高官が約束されたので,君主権を強化し,従来の吏部(りぶ)の権限を減じ独裁制を促した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…ただし宋以後の進士試験には,詩賦,策論の上に経書の意義を問う経義が加わったので,実質的には前代の秀才,明経の両科をも兼ねたものとなった。唐代には地方の州から推薦された郷貢の進士と,国立学校の生徒とが,中央の礼部で行う貢挙を受けて通過すれば,進士及第という資格を与えられたが,宋ではさらにその上に天子がみずから行う殿試を加え,ここに州試,礼部試,殿試の3段階制が成立した。また科挙を3年に1回挙行する制度も宋代に始まって後世に踏襲された。…
…銓試は身言書判といって,容貌,言語,書跡および判決文の作成力を試すが,ここに六朝時代の貴族制度のなごりが見られ,たとえば韓愈のような背景を持たない俊才は,しばしばこの関門でしめ出された。このような弊害をなくすため,宋の太祖は貢挙の後に,天子みずから宮中で行う殿試を加え,天子の定めた序列によって進士を合格させた。これによって吏部の銓試は,有名無実となり,進士の任官,官位昇進の遅速は,もっぱら殿試成績の序列に左右されることとなった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
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