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水溶性天然ガス すいようせいてんねんガス

世界大百科事典 第2版の解説

すいようせいてんねんガス【水溶性天然ガス】

天然ガスのうち,可燃性で,メタンを主成分とし,付随水とともに産出するものをいう。付随水は,海成の場合は堆積当時の海水を取り込むので,塩分濃度が海水に近い値である。
[成因]
 海底または湖底に有機物の遺骸が酸素の乏しい環境で堆積すると,これをバクテリアが分解してメタンを発生させる。このメタンが水と結合して水和物となるので,散逸せずに地中に埋没する。これが埋没深度の増大とともに温度上昇し,再びメタンガスとなり周辺の水に溶けて水溶性天然ガスとなる。

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世界大百科事典内の水溶性天然ガスの言及

【天然ガス】より

…このうち遊離型ガス鉱床を形成するものだけを指して〈構造性天然ガス〉と呼ぶ場合もある。(2)水溶性天然ガス 原油または石炭の鉱床を有しない地質系統中で,主として地層水中に溶解状態で存在する。(3)炭田ガス 炭田地帯で炭層または炭層付近の地層から産出する。…

※「水溶性天然ガス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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