精選版 日本国語大辞典 「江木翼」の意味・読み・例文・類語
えぎ‐たすく【江木翼】
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大正~昭和期の政治家。山口県生まれ。江木千之(かずゆき)の養子。旧姓は羽村。東京帝国大学卒業後、1899年(明治32)内務省に入り神奈川県参事、内閣法制局参事官、拓殖局書記官を経て、1912年(大正1)第三次桂(かつら)太郎内閣の書記官長に抜擢(ばってき)された。翌年立憲同志会の結成に参加して党人生活に入った。1914年第二次大隈重信(おおくましげのぶ)内閣、1924年護憲三派内閣の書記官長を務め、首相の補佐役として活躍した。この間1916年には貴族院議員に勅選された。1925年より第二次加藤高明内閣、第一次若槻(わかつき)礼次郎内閣の司法大臣、浜口雄幸(おさち)内閣、第二次若槻内閣の鉄道大臣を歴任した。立憲同志会―憲政会―民政党に所属し、博識と才気をもって党内で枢要な役割を担い、重要施策の大半に参画した。とくに浜口内閣においては内閣の中心となって首相を補佐し、行政財政整理実現に努めた。昭和7年9月18日病気のため死去した。
[芳井研一]
『『江木翼伝』(1939・江木翼伝記編纂会)』▽『『江木翼論叢』(1938・江木翼伝記編纂会)』
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