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浄瑠璃姫 ジョウルリヒメ

4件 の用語解説(浄瑠璃姫の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

じょうるり‐ひめ〔ジヤウルリ‐〕【浄瑠璃姫】

室町時代の語り物登場人物で、三河国矢矧(やはぎ)の長者の娘。仏教の浄瑠璃世界を統率する薬師如来申し子牛若丸との情話が「十二段草子」などに脚色され、語り物浄瑠璃」の起源となった。浄瑠璃御前。

出典|小学館
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

浄瑠璃姫 じょうるりひめ

御伽(おとぎ)草子「浄瑠璃物語」の主人公
父は源兼高,母は矢作(やはぎ)の長者とよばれた遊女。平安時代後期,三河(愛知県)鳳来(ほうらい)寺の薬師に両親が祈願して生まれた。14歳のとき牛若(源義経)とむすばれ,のち駿河(するが)(静岡県)吹上で死んだ牛若を生きかえらせる。その名が浄瑠璃の語源とされる。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

じょうるりひめ【浄瑠璃姫】

三河国矢作(やはぎ)地方などの伝説や《浄瑠璃物語》に登場する女主人公。《浄瑠璃物語》によれば,源中納言兼高と妻の遊君矢作の長者とが峰の薬師(鳳来(ほうらい)寺)に申し子をして得た子。14歳のとき,金売吉次の供をして奥州に下る牛若(義経)と契ったとされ,駿河国吹上で病に死んだ義経を姫が蘇生させたとされる。また,三河国笹谷で義経が法華経と歌を回向(えこう)すると姫の墓の五輪塔が砕けて,奇瑞をみせたと伝える。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

じょうるりひめ【浄瑠璃姫】

義経伝説中の人物。三河国矢矧やはぎ宿の長者の娘。薬師瑠璃光如来の申し子で、牛若丸の奥州下りの折、見初められて契りを結んだという。古浄瑠璃「十二段草子」に脚色された。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の浄瑠璃姫の言及

【人形浄瑠璃】より

…なお,音楽史の側面は〈義太夫節〉の項目を,また歌舞伎への影響については〈歌舞伎〉の項目のうち[人形浄瑠璃との交流]を参照されたい。
【人形浄瑠璃の歴史】

[成立]
 浄瑠璃は,三河国矢矧(やはぎ)の長者の娘浄瑠璃姫と牛若丸の恋物語で,《十二段草子》とも呼ばれ,中世後期から近世初期に多くの絵巻や草子に書き留められたが,本来は三河の巫女たちによって語られた女主人公をめぐる鳳来寺峰の薬師の霊験譚であったといわれる。その成立については,少なくとも1474年(文明6)ころには,薬師如来の申し子である姫の誕生,牛若との悲恋,死と成仏を語る現在の《しゃうるり御前物語》(山崎美成旧蔵)のごとき長編が都で行われていたと考えられ,1世紀余りのちの〈文禄から慶長への交〉には,外来の三味線を伴奏楽器として,傀儡子(くぐつ)の人形戯と結んで,人形浄瑠璃が成立する(《絵巻`上瑠璃’》および《しゃうるり十六段本》所収の信多純一説)。…

※「浄瑠璃姫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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