海洋基本計画(読み)カイヨウキホンケイカク

デジタル大辞泉 「海洋基本計画」の意味・読み・例文・類語

かいよう‐きほんけいかく〔カイヤウキホンケイクワク〕【海洋基本計画】

海洋に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために政府が策定する計画。海洋基本法規定に基づいておおむね5年ごとに策定される。政府は海洋に関する施策の基本方針や施策の推進に必要な事項などを定めた上で、予算を確保するなど計画の実施に努める。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「海洋基本計画」の解説

海洋基本計画

海洋基本法に基づき2008年に初めて策定された海洋政策の指針。5年ごとに改定し、今年4月に第4期基本計画が閣議決定された。軍事活動を活発化させる中国への警戒感を前面に打ち出したのが特色。海洋の安全保障持続可能な海洋の構築を柱に据えた。計画的に取り組むべき課題として「海洋状況把握(MDA)能力強化」「離島の保全と排他的経済水域の開発推進」「海洋の産業利用促進」など9分野を挙げ、担当府省庁も明記した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む