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温泉華 オンセンカ

デジタル大辞泉の解説

おんせん‐か〔ヲンセンクワ〕【温泉華】

温泉中に溶けている硫黄珪酸石灰などの成分が沈殿したもの。湯の花

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百科事典マイペディアの解説

温泉華【おんせんか】

湯のはな(花,)とも。温泉水の沈殿物。温泉水が地表に出てから,温度・圧力の低下,含有ガスの逃失,空気その他との化学反応,バクテリアの作用などにより生ずる。硫黄華石灰華(方解石かアラレ石),ケイ華(タンパク石),セッコウや緑礬(りょくばん)や北投石などの硫酸塩,褐鉄華(重炭酸鉄の酸化沈殿),毛礬(硫化水素と温泉粘土の作用でできる針状結晶)など。
→関連項目草津[町]

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岩石学辞典の解説

温泉華

多孔質で凝固したか,あるいは緻密な炭酸カルシウムで,温泉の周囲あるいは川底に堆積する.しばしば植物の周囲を覆って堆積し樹枝状の形を形成する[Pettijohn : 1949].

温泉華

温泉沈澱物

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世界大百科事典 第2版の解説

おんせんか【温泉華 sinter】

温泉湧出口付近に生じた温泉沈殿物。温泉水が地表に湧出し,温度や圧力が低下して大気に接し,あるいは生物の活動によって,溶存成分の一部が沈殿したもの。沸騰点に近い高温泉では無水ケイ酸主成分とする白色のケイ華,カルシウムを主成分として含む中性泉では炭酸カルシウムよりなる石灰華,硫化水素泉では淡黄色の硫黄を主成分とする湯の華(花),台湾の北投温泉や秋田県玉川温泉では放射性物質を含む北投石ほくとうせき)(硫酸鉛硫酸バリウム固溶体)など各種の温泉華がある。

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大辞林 第三版の解説

おんせんか【温泉華】

温泉水の沈殿物。細かい結晶の集まりで、主成分は石灰・硫黄・ケイ酸など。ゆのはな。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

温泉華
おんせんか

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