(読み)チョウ

デジタル大辞泉 「澄」の意味・読み・例文・類語

ちょう【澄】[漢字項目]

常用漢字] [音]チョウ(漢) [訓]すむ すます
清らかにすみわたる。「澄明清澄明澄
[名のり]きよ・きよし・すみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「澄」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 15画

(異体字)澂
15画

[字音] チョウ
[字訓] すむ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は登(とう)。〔説文〕に澄を収めず。澂字条十一上に「(す)むなり」、次条の(清)に「(あき)らかなり。澂(す)める水の皃なり」とあって澂・互訓する。漢碑には、澂清の字をみな澄に作る。水の澄清の意より、すべて清澄・透明な状態のものをいう。

[訓義]
1. すむ、水がすむ。
2. きよらか、あきらか。
3. 字はまた澂に作る。

[古辞書の訓]
名義抄〕澄・澂 スム・キヨシ・タタフ

[語系]
澂ding、湛tmは声義近く、湛は〔説文〕十一上に「沒するなり」と訓するが、湛深・深安の意がある。diatも声義近く、〔玉〕に「水澄むなり」とあり、澂は双声の連語

[熟語]
澄意・澄・澄澄瑩・澄・澄淵澄廓澄鑒・澄暉・澄空澄江・澄高澄察・澄酒・澄心・澄清・澄晴澄靖・澄静澄寂・澄泉・澄洗澄鮮・澄爽・澄汰・澄濁・澄澄澹澄湛澄渟・澄・澄天・澄波・澄澄旻・澄碧・澄明・澄朗・澄
[下接語]
淵澄・泓澄・気澄・虚澄・心澄・神澄・清澄・渟澄・天澄・風澄・平澄・明澄・廊澄

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「澄」の解説

すみ【澄】

長野粕取り焼酎。しぼりたての新粕を蒸留し、熟成させる。原料清酒粕。アルコール度数20%、25%。蔵元の「宮坂醸造」は寛文2年(1662)創業。清酒「真澄」の醸造元。所在地は諏訪市元町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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