コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

炎光光度法 えんこうこうどほう flame photometry

3件 の用語解説(炎光光度法の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

炎光光度法
えんこうこうどほう
flame photometry

定量的な炎光分析法。試料を炎の中で光らせると出てくる元素に固有な光の色を見て判別するのが定性的な炎光分析であるが,これに対して,元素に特有な波長を選び出し,その光の強さを電気的な量に変換して定量的に分析する方法を炎光光度法という。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

えんこうこうどほう【炎光光度法 flame photometry】

物質を炎の中に入れると,それを構成する原子や原子団が炎の熱で励起され,発光する。この発光スペクトル炎光スペクトルといい,これを解析して主として金属元素を分析する方法を炎光分析flame analysisという。炎光分析の手法としては,(1)液状の試料を炎の中に噴霧し,このとき得られる炎光スペクトルの中から各元素に固有の波長の光を選び出し,その強度を電気的に測定して元素の定量分析を行う炎光光度法と,(2)試料を直接炎の中に入れて,肉眼あるいはコバルトガラスを通して観察したり,簡単な直視分光器を利用して元素の定性分析を行う方法(〈炎色反応〉の項参照)とがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

炎光光度法
えんこうこうどほう
flame photometry

炎光分析の一種で、フレーム発光分光分析ともいう。試料を炎で励起し、励起された原子、分子、イオンなどが安定状態に戻るときに発する励起種に固有な光の発光強度を測定することによって定量分析を行う方法である。[高田健夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

炎光光度法の関連キーワード炎色反応コハク酸底質電離損失mol植物質動物質吹管炎細胞骨格タンパク質放射能標識

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone