煮込む(読み)ニコム

デジタル大辞泉 「煮込む」の意味・読み・例文・類語

に‐こ・む【煮込む】

[動マ五(四)]
いろいろな材料をまぜて煮る。「肉や野菜をふんだんに―・む」
時間をかけて煮る。「とろ火で―・む」
[類語]煮付ける煮染める煮詰まる煮る炊く炊ぐ煮える煮詰める煮出す煮上がる煮返す煮立つ煮え立つ煮えたぎる煮え返る煮こぼれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煮込む」の意味・読み・例文・類語

に‐こ・む【煮込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. 種々の材料を混ぜていっしょに煮る。〔和英語林集成初版)(1867)〕
  3. 長い時間煮る。よく煮る。
    1. [初出の実例]「臓腑肝、膀胱、或は舌筋等を〈略〉片臠となして田楽のごとく貫串し醤油に味噌を混じたる汁にて煮込みし者なり」(出典:最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android