犬鷲(読み)イヌワシ

デジタル大辞泉 「犬鷲」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐わし【犬×鷲/××鷲】

タカ科の鳥。全長約85センチ。全身茶褐色で、頭の後方金色ノウサギなどを捕食日本では北海道本州山地にすむが、数は少ない。天然記念物 冬》
[類語]とび大鷲尾白鷲禿鷲禿鷹

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「犬鷲」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐わし【犬鷲】

〘名〙 タカ科の鳥。大形で全長八〇~九〇センチメートル、翼開長は二メートルを超える。全身暗褐色で、首の背面羽毛は黄赤色を帯び、尾羽白地に黒の横斑がある。北半球に広く分布。日本では九州以外の深山にすみ、主に本州の山岳域で繁殖する。ウサギライチョウなどを捕食する。黒鷲。鷲鷹。《季・冬》〔日葡辞書(1603‐04)〕

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