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独立プロ どくりつプロindependent production

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

独立プロ
どくりつプロ
independent production

資本の大きな映画会社に所属せず,1人または数人のプロデューサーや監督,俳優などを中心として自主的に映画を作るプロダクションのこと。フランスの場合はこの種のプロダクションによってほとんどの映画制作が行われており,アメリカでも第2次世界大戦後独立プロが盛んとなった。日本では昭和の初期,阪東妻三郎市川右太衛門片岡千恵蔵,嵐寛寿郎らのスターを中心とした独立プロが輩出したが,作品の配給問題に障害があって大会社に併合された。戦後は東宝争議を皮切りに,多くの映画人たちが自由を求めて独立,1951年頃から新星,近代映協,新世紀ほか多数の独立プロが異色作や傑作を生んで,独立プロのブームをつくった。 68年頃から石原裕次郎三船敏郎萬屋錦之介,勝新太郎らのスター・プロや大島渚篠田正浩,羽仁進らの監督プロが台頭,戦後第2の独立プロ・ブームが現出した。

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デジタル大辞泉の解説

どくりつ‐プロ【独立プロ】

《「独立プロダクション」の略》大資本の映画会社などに所属せず、自己の資本をもとに映画を企画・製作する組織。俳優や監督を中心にしたものが多い。

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大辞林 第三版の解説

どくりつプロ【独立プロ】

〔プロはプロダクションの略〕
大資本の映画会社に属さず、プロデューサーや監督・俳優などが中心となって集まり、自主的に映画を制作する組織。

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世界大百科事典内の独立プロの言及

【日本映画】より

…しかし50年,GHQはレッドパージ(いわゆる〈赤狩り〉)に乗り出し,多くの映画人が企業から追われる一方,かつて戦争犯罪追及により公職から追放されていた映画人が,追放を解かれ,企業に復帰した。
【独立プロの盛衰】
 東宝争議とレッドパージによって,1950年代前半,日本映画に新しい動きが起こった。企業を追われた人々による独立プロの隆盛である。…

【山本薩夫】より

…映画監督。戦後日本の独立プロ運動の先駆者であり,〈左翼〉のレッテルをはられながら商業主義体制のなかで大衆娯楽映画をつくりつづけた異色の〈社会派〉の巨匠である。官吏の子として鹿児島市に生まれ,四国の松山中学をへて早稲田大学に学び,演劇を通じて左翼の学生運動に加わって退学処分を受ける。…

※「独立プロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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