デジタル大辞泉
「瑞鳳寺」の意味・読み・例文・類語
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ずいほう‐じ【瑞鳳寺】
- 仙台市青葉区霊屋下(おたまやした)にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は正宗山。寛永一三年(一六三六)清岳宗拙が開創し、伊達政宗・忠宗・綱宗三代の廟所がある。なかでも政宗の霊廟の瑞鳳殿は、豪華な桃山建築で知られる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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瑞鳳寺
ずいほうじ
[現在地名]仙台市霊屋下
臨済宗妙心寺派。正宗山と号し、本尊は釈迦牟尼仏で、文殊・普賢菩薩を脇仏とするが、古来のものは焼失。現在のものは大正一五年(一九二六)本堂落成の時、平泉中尊寺から遷座したもので、鎌倉時代の作といわれる。寺は経ヶ峰の中腹にあり、藩祖政宗死去の寛永一三年(一六三六)二代藩主忠宗が政宗の追善のために当寺を創建し、覚範寺三世清岳を開山とした。以後伊達家累代の香華所として一門格に列し、寺領一二〇石および霊廟蔵米四五石を寄付された(封内風土記)。山内に伊達家三代の廟所瑞鳳殿・感仙殿・善応殿があるが、戦災で焼失し、近年復興したものである。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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瑞鳳寺
ずいほうじ
宮城県仙台市青葉区霊屋下(おたまやした)にある臨済(りんざい)宗妙心寺派の寺。山号は正宗山(しょうしゅうざん)。本尊は釈迦(しゃか)三尊。1634年(寛永11)初代仙台藩主伊達政宗(だてまさむね)の命により清岳宗拙(せいがくそうせつ)が開創。政宗(瑞鳳殿)、忠宗(ただむね)(感仙殿)、綱宗(つなむね)(善応殿)3代の霊廟(れいびょう)を安置していたが、戦災のため惜しくも諸堂とともに焼失した。その後再建された瑞鳳殿は、豪華な桃山風建築で、その結構の壮麗さは日光東照宮に次ぐものといわれている。一帯は古松老杉が茂り、寺に幽趣を添えている。
[平井俊榮]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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