瓶原(読み)ミカノハラ

大辞林 第三版の解説

みかのはら【瓶原】

京都府木津川市の地名。元明天皇の離宮があった所。のち聖武天皇の恭仁京くにのみやこが置かれた。⦅歌枕⦆ 「宮こいでてけふ-泉川/古今 羇旅

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

瓶原
みかのはら

京都府南東部、木津川(きづがわ)市の東部にあたる旧加茂(かも)町の木津川北岸の地区。740年(天平12)に聖武(しょうむ)天皇の恭仁(くに)京が造営されたが、わずか4年で廃都となり、その跡に山城(やましろ)国分寺が建立された。現在、金堂と塔の礎石が残っていて、国指定史跡となっている。また東の銭司(ぜず)には、和同開珎(わどうかいちん)の鋳銭所跡がある。[織田武雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

みかのはら【瓶原】

京都府相楽郡加茂町北部の地名。旧瓶原村。木津川の北岸にあり、元明天皇以後の離宮の所在地で、聖武天皇の恭仁(くに)京が置かれた所。三香の原。甕原。御鹿原。
※万葉(8C後)六・一〇五一「三日原(みかのはら)布当(ふたぎ)の野辺を清みこそ大宮所定めけらしも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

出入国在留管理庁

政府が2019年4月に発足を予定している法務省の外局。18年12月の出入国管理法改正案成立に伴う外国人労働者の受け入れ拡大に対応するため、同省の内部部局である入国管理局を再編・格上げし、新設することが...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

瓶原の関連情報