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番帳 バンチョウ

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デジタル大辞泉の解説

ばん‐ちょう〔‐チヤウ〕【番帳】

中世、番衆の構成や出仕・宿直の期日などを記した帳簿。番文(ばんぶみ)。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

ばんちょう【番帳】

幕府の諸役を務めた番衆の名簿をいう。鎌倉幕府の近習・小番などを務める番衆の名簿は小侍所に保管されており,将軍の外出の際などはそこから供奉人を選定したことが《吾妻鏡》にみえる。室町幕府でも同様で,《天竜寺記録》の記述で推察すると,番帳には姓名・官途・年齢も記されていた。室町幕府の御所内番の制度は足利義満~義教のころに整えられるが,整備された番帳としては14世紀後半,足利義政~義材の時期のものが伝えられている。

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世界大百科事典内の番帳の言及

【番】より

…番数や交代勤務の方法はその勤務内容によって一定しないが,1年12ヵ月,1月30ヵ日,および1巡60の干支を配分する関係で,番は12か30あるいは60の約数で編成されている場合が多い。番制度による勤務に当たることを〈当番〉,これを勤めることを〈上番〉〈勤番〉などといい,その結番交名(きようみよう)を〈番文〉〈番帳〉,編成された一つの番の統率者を〈番長〉〈番頭(ばんがしら∥ばんとう)〉あるいは〈頭人(とうにん)〉などと呼ぶ。同一の番所属者は〈合番〉〈相番〉と呼ばれ,そこにはしばしば相互扶助,連帯の感情が認められる。…

※「番帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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