白岡(市)(読み)しらおか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「白岡(市)」の意味・わかりやすい解説

白岡(市)
しらおか

埼玉県東部にある市。1954年(昭和29)南埼玉郡の篠津(しのづ)、日勝(ひかち)、大山(おおやま)(大部分)の3村が合併して町制施行。中世以来の地名であり国鉄(現、JR)の駅名白岡を町名とする。2012年(平成24)市制施行。元荒川の左岸にあり、台地低地が交錯している。市内を姫宮落(ひめみやおとし)川、隼人堀(はやとぼり)川などが流れ、農業が発達している。JR東北本線(宇都宮線)が走り、また国道122号が通っている。市域を東北自動車道が縦断、近くに蓮田スマートインターチェンジがあり、久喜(くき)市との境に首都圏中央連絡自動車道の白岡菖蒲インターチェンジがある。埼玉ナシの生産額は県内有数である。面積24.92平方キロメートル、人口5万2214(2020)。

[中山正民]

『『白岡町史』全3巻(1989~1992・白岡町)』


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