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目やに めやに

3件 の用語解説(目やにの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

目やに【めやに】

涙腺結膜の分泌物に欠落した結膜上皮細胞などが混じたもの。正常では,結膜嚢への分泌物は,涙と少量の皮脂や粘液にすぎないが,結膜に炎症が起こると,各種白血球フィブリンなどが浸出し,結膜上皮細胞,細菌などが混じて目やにとなる。

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世界大百科事典 第2版の解説

めやに【目やに eye discharge】

眼脂ともいう。眼の分泌物から水分が乾燥して,まぶた(眼瞼)の縁,まつ毛についたものをいう。まぶたの裏の結膜で囲まれた部分を結膜囊というが,ここに分泌されるものには,主涙腺および副涙腺からの涙液,瞼板腺(マイボーム腺ともいう)および瞼縁の皮脂腺からの油性液,そして結膜の杯細胞からのムチンがある。これら液体は,いずれも角膜や結膜を潤し滑らかに保つために重要である。結膜囊に分泌されたこれらの液体の大部分は,涙点,涙小管から鼻腔へ排出されるが,約25%は露出した角結膜の表面から蒸発する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

目やに
めやに

結膜分泌物の俗称で、眼科医は眼脂(がんし)ともいう。急性や慢性の結膜炎をはじめ、トラコーマ、眼瞼(がんけん)縁炎、涙嚢(るいのう)炎では大量に出る。その内容物は、角膜や結膜の脱落上皮、細菌やそれと闘った白血球、過剰分泌された脂肪などである。またこのような炎症による場合は、朝は目があけにくいほど出るし、昼間でも出てくる。
 なお、普段でも新陳代謝による結膜や角膜の上皮脱落物、脂肪、ごみなどが寝ている間に清掃され、翌朝目やにとなることがあるが、これはとくに異常というものではなく、神経質になることはない。結膜炎の場合はかならず充血を伴うものであり、不快感を伴わなければ放置してもよい。普段からよく手を洗って清潔に保つことが予防となる。[大島 崇]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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