直接法(読み)チョクセツホウ

精選版 日本国語大辞典 「直接法」の意味・読み・例文・類語

ちょくせつ‐ほう‥ハフ【直接法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 外国語教授法の一つ。翻訳法に対する。幼児が母国語を自然に習い覚える過程にならって、実物提示とその外国語による説明だけを用い、学習者の母国語による説明を一切避けるもの。
  3. 国語学習における書写の指導法の一つ。点線字やかご字をなぞらせるなどの間接的手段を用いずに、手本を見て直接に写させるもの。
  4. ちょくせつほう(直説法)
  5. ちょくせつわほう(直接話法)
    1. [初出の実例]「彼はこれまでも直接法よりも、間接的な話法をこのんで用いていた」(出典:白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の直接法の言及

【数値計算】より

…用意されていないものについては,自分でアルゴリズムを工夫する。
【数値計算の手法】
数値計算の手法は,直接法,反復法,モンテカルロ法の3種に大別できる。
[直接法]
 解を得る手順が決まっていて,計画された手順にしたがって進めれば解が得られるものである。…

※「直接法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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