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真葛原(読み)マクズガハラ

デジタル大辞泉の解説

まくず‐が‐はら【真葛原】

京都市東山区北部の円山公園の辺り一帯の称。

まくず‐はら【真葛原】

葛の一面に生えている原。
「―なびく秋風吹くごとに阿太(あだ)の大野の萩の花散る」〈・二〇九六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

まくずがはら【真葛原】

京都市東山区円山町の円山公園を中心とし,周囲の青蓮院,知恩院,双林寺,八坂神社などを含む地域。東山山麓の傾斜地。《新古今和歌集》巻十一に〈わが恋は松をしぐれの染めかねて真葛原に風騒ぐなり〉の歌を残す慈円は青蓮院門跡であった。文人の愛好した地で,双林寺境内に西行庵があり,ここで没した頓阿の像とともに西行像が安置される。平康頼の山荘も双林寺付近にあり,そこで《宝物集》を著したという。近世,池大雅も住した。

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大辞林 第三版の解説

まくずがはら【真葛原】

京都市東山区、東山山麓の円山公園あたり一帯の地名。

まくずはら【真葛原】

クズの生えている原。 [季] 秋。 「赤駒のい行き憚る-/日本書紀 天智

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