円山公園(読み)まるやまこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

円山公園
まるやまこうえん

京都市東山区にある公園。面積約 10ha。東山西麓に位置し,北は知恩院,西は八坂神社に接する。かつては慈円山安養寺寺域であったが,1886年公園として開設。桜の名所で,特に祇園のシダレザクラは有名。園内には坂本龍馬中岡慎太郎の銅像があり,南東端の長楽寺には頼山陽,三樹三郎父子の墓がある。名勝に指定されている。

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百科事典マイペディアの解説

円山公園【まるやまこうえん】

京都市東山区にある公園(名勝)。約8.7ha。東山西麓を占め,八坂神社知恩院に隣接する。かつては慈円山安養寺の寺域で,1886年開設。桜の名所で,特に祇園(ぎおん)の枝垂(しだれ)桜(ヒガンザクラ)は有名。
→関連項目京都[市]東山[区]

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世界大百科事典 第2版の解説

まるやまこうえん【円山公園】

北海道札幌市,都心から西へ約4kmの円山(226m)北麓に広がる都市公園。面積69ha。1903年開設。桜,梅,松,杉などの自然樹林を生かして設計され,園内には円山動物園,野球場,陸上競技場などがあり,四季を通じて市民の憩いの場となっている。円山には円山原始林(天)があり,北西隣の北海道神宮はエゾヤマザクラの名所として知られる。【奥平 忠志】

まるやまこうえん【円山公園】

京都市東山区,八坂神社の東にある面積約8.6haの公園。1886年開園。もと安養寺,長楽寺,双林寺等の境内であった。東山の山麓であることと,交通の便利さもあって,江戸時代には名の知られた遊観所となっていた。特に安養寺の左阿弥,眼阿弥等の6坊はいずれも林泉と眺望にとむ書院,楼閣をかまえていた。1873年眼阿弥の地に金閣に模した三層楼をつくり,吉水(よしみず)温泉として,1906年焼失するまで円山公園の目じるしとなったという。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔京都府〕円山公園(まるやまこうえん)


京都市東山(ひがしやま)区北部、東山西麓(せいろく)にある公園。北は知恩(ちおん)院、南は高台(こうだい)寺、西は八坂(やさか)神社の境内に接する。1886年(明治19)、安養(あんよう)寺などの寺域に開設された市内最古の公園。国の名勝。面積約8.6ha。サクラの名所で、とくに祇園(ぎおん)の枝垂(しだれ)桜が有名。園内には野外音楽堂や坂本竜馬(さかもとりょうま)・中岡慎太郎(なかおかしんたろう)の銅像があり、京都観光の名所の一つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

円山公園
まるやまこうえん

京都市東山区の東山山麓(さんろく)にある公園。面積約8万6000平方メートル。国指定名勝。北は知恩院(ちおんいん)、西は八坂(やさか)神社、南は高台寺(こうだいじ)の境内に接する。明治維新後に取り壊された寺社跡に、1886年(明治19)開設された市内でもっとも古い公園。池泉回遊式庭園や野外音楽堂もあり、市民の憩いの場所として四時訪れる者が多い。桜が多く、「祇園(ぎおん)の夜桜」で知られ、とくに枝垂桜(しだれざくら)(現在の木は2代目)は有名。[織田武雄]

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精選版 日本国語大辞典の解説

まるやま‐こうえん ‥コウヱン【円山公園】

[一] 京都市東山区にある庭園式公園。長楽寺・安養寺などの境内の一部を合わせて明治一九年(一八八六)開園。東山を借景し、桜の名所として有名。
[二] 北海道札幌市中央区の円山のふもとにある公園。北海道神宮・動物園・野球場・総合グラウンドなどがある。

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