病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「眼科疾患治療剤」の解説
眼科疾患治療剤
目の病気の治療に用いる薬が眼科疾患治療剤です。目につけて用いる点眼剤のほかに、内服などで用いる内用剤もあります。
点眼剤には、目の中に滴下して用いる点眼液と、目の中に塗る
点眼剤に含まれる薬はいろいろで、病気によって使い分けられます。
細菌感染による病気には抗生物質含有点眼剤、ウイルス感染による病気には抗ウイルス剤含有点眼剤がおもに用いられますが、同時に同じ成分の薬を内服で用いるケースもあります。
感染以外の原因でおこった目の炎症には、
白内障の治療には、発症と進行の予防のため、白内障治療剤のほかに漢方薬や
また、緑内障の治療には、
眼精疲労にはビタミンB含有点眼剤がよく用いられますが、代謝性製剤を内服で使うこともあります。
そのほか、点眼剤には検査や手術の前に使う
目の手術後の抗炎症と鎮痛には非ステロイド抗炎症剤と消炎酵素剤が、手術後の感染予防には抗生物質や合成抗菌剤が、眼底出血には抗プラスミン剤が、視神経障害には各種のビタミン剤が、糖尿病性網膜症には各種のビタミン剤・脂質異常症改善剤・抗血小板剤・代謝性強心剤・脳血管障害改善剤・循環機能改善剤・血管代謝酵素剤・血管拡張剤が、網膜中心静脈
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