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硝酸ナトリウム しょうさんナトリウムsodium nitrate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硝酸ナトリウム
しょうさんナトリウム
sodium nitrate

化学式 NaNO3 。工業的にはチリ硝石という。チリでは地表近くに薄い層状をなして産出する。肥料として貴重。無色結晶。潮解性。融点 308℃。水に易溶,アルコール可溶。水に溶かすと吸熱し,水温は低下する。亜硝酸ナトリウム,ガラス,マッチの製造,その他肥料用に使われる。

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デジタル大辞泉の解説

しょうさん‐ナトリウム〔セウサン‐〕【硝酸ナトリウム】

ナトリウム硝酸塩鉱物。水に溶けやすい無色の結晶。チリなどの南アメリカ太平洋沿岸に大量に産したので、チリ硝石とよぶ。肥料・化学薬品に用いる。

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百科事典マイペディアの解説

硝酸ナトリウム【しょうさんナトリウム】

化学式はNaNO3。比重2.26,融点308℃。水によく溶ける無色の結晶。吸湿性。化学薬品,肥料として用いられる。天然にはチリ硝石として産する。

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栄養・生化学辞典の解説

硝酸ナトリウム

 NaNO3 (mw84.99).硝酸塩の一つ.食肉の発色剤として使われる.

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうさんナトリウム【硝酸ナトリウム sodium nitrate】

化学式NaNO3。天然にはチリ硝石として,チリをはじめとする南アメリカ太平洋岸の乾燥地帯から大量に産出する。無色三方晶系の結晶。硝酸ナトリウム型構造(方解石CaCO3型構造ともいう)。融点308℃。275℃以上で,結晶構造変化を伴わない転移がある。380℃以上で酸素を放って亜硝酸ナトリウムになり,750℃以上で過酸化ナトリウム,次いで酸化ナトリウムへと変化する。比重2.26。屈折率nD=1.5874。

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大辞林 第三版の解説

しょうさんナトリウム【硝酸ナトリウム】

水酸化ナトリウムと希硝酸を混合し、濃硫酸上などで蒸発乾固させて得る無色の板状結晶。化学式 NaNO3 天然にはチリ硝石として南米特にチリの沿岸地方に多量に産出する。化学薬品・肥料などに用いる。硝酸ソーダ。チリ硝石。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硝酸ナトリウム
しょうさんなとりうむ
sodium nitrate

ナトリウムの硝酸塩。硝酸ソーダともいわれる。天然には南アメリカの太平洋沿岸地帯にチリ硝石として産出する。以前はこれを直接または精製のうえ使用していたが、今日では硝酸と水酸化ナトリウム(または炭酸ナトリウム)との中和反応によって製造されたものが主流となっている。無色の結晶。吸湿性があり、常温でも水によく溶けるが、温度の上昇とともに溶解度は著しく増大する。加熱すると酸素を放出して亜硝酸ナトリウムとなる。

800℃以上になると急速に酸化物に分解する。

 強力な酸化剤で、消防法危険物第1類に属し、有機物とともに強熱すれば爆発する。天然品は主として肥料に用いられる。合成品は、ガラスの消泡剤や融点降下剤、金属焼入れの熱処理剤、火薬の製造、食品添加剤(発色剤)、医薬などに使用される。[鳥居泰男]

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