硝酸バリウム(読み)しょうさんバリウム(英語表記)barium nitrate

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硝酸バリウム
しょうさんばりうむ
barium nitrate

バリウムの硝酸塩水酸化バリウム、炭酸バリウムを硝酸に溶解することによって製造される。塩化バリウムと硝酸ナトリウムとの複分解という方法もある。無色の結晶。吸湿性はなく、塩化バリウムよりは水に溶けにくい。強熱すると592℃以上で分解し、酸化物となる。火煙信号(緑色)、花火、火薬のほか、光学ガラスの製造にも用いられる。[鳥居泰男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

しょうさん‐バリウム セウサン‥【硝酸バリウム】

〘名〙 (バリウムはbarium) バリウムの硝酸塩。化学式 Ba(NO3)2 無色柱状結晶。炎の中で緑色を出すので花火や発火信号に使用される。過酸化バリウムの製造、医薬、分析試薬にも用いる。

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