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硝酸マンガン しょうさんマンガンmanganese nitrate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硝酸マンガン
しょうさんマンガン
manganese nitrate

硝酸マンガン (II) ,化学式 Mn(NO3)2 。6水塩は淡紅色,単斜晶系結晶。融点 26℃。水,アルコールに易溶。希土類元素の分別に利用される。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうさんマンガン【硝酸マンガン manganese nitrate】

酸化数IIおよびIIIのマンガンの硝酸塩が知られている。
[硝酸マンガン(II)]
 化学式Mn(NO3)2・6H2O。炭酸マンガン(II)を希硝酸に溶解して,25.8℃以下で蒸発結晶させると得られる。淡紅色結晶,単斜晶系。比重1.82(21℃),融点25.8℃。水に易溶,溶解度426g/100g(0℃)。エチルアルコールにも易溶。ほかに無水和物,1,2,4水和物などが知られている。
[硝酸マンガン(III)]
 化学式Mn(NO3)3

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硝酸マンガン
しょうさんまんがん
manganese nitrate

マンガンの硝酸塩で、酸化数のものが知られる。硝酸マンガン()は金属または炭酸マンガン()を硝酸に溶かした水溶液を蒸発すると、室温以下で六水和物が得られる。水、エタノール(エチルアルコール)によく溶ける。ほかに四、三、二および一水和物がある。水和物の結晶を五酸化二リンと放置すると無水和物が得られる。吸湿性で、200℃で二酸化窒素と酸化マンガン()に分解する。いずれも淡紅色結晶。触媒として用いられる。硝酸マンガン()Mn(NO3)3無水塩は合成するのが困難であったが、無水のフッ化マンガン()に五酸化二窒素と四酸化二窒素の混合物を作用させて1972年につくられた。[守永健一・中原勝儼]

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