日本歴史地名大系 「秋月町」の解説
秋月町
あきづきまち
〔秋月藩成立以前〕
〔町の構造〕
元和九年(一六二三)に福岡藩初代藩主黒田長政の遺言により、二代藩主黒田忠之は弟の長興(長政三男)に五万石を分知して秋月藩が成立すると、寛永元年(一六二四)には家中屋敷の縄張りが行われ、長興に付けられた家臣らが福岡城下から秋月へ移った。寛永後期の町の様子を示す秋月古図(秋月郷土館蔵)によると、陣屋(梅園館)の表門(西側)に接して南北に通る
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報