稲築[町](読み)いなつき

百科事典マイペディアの解説

稲築[町]【いなつき】

福岡県中部,遠賀(おんが)川中流域の嘉穂郡の旧町。1898年三井山野鉱の開坑後急速に発展,筑豊有数の炭鉱町となったが,山野鉱は1963年に大幅縮小,1973年に閉山。近年は,軽工業主体の企業誘致を進めている。2006年3月,山田市,嘉穂郡碓井町,嘉穂町と合併し市制,嘉麻市となる。17.34km2。1万9919人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

いなつき【稲築[町]】

福岡県中央部,嘉穂郡の町。人口2万0496(1995)。北は飯塚市に接する。東・西・南の三方を丘陵性の山地に囲まれ,南西部を遠賀川,南東部を山田川が北流し,町北部でY字形に合流する。1889年三井山野鉱山が開鉱し,1913年の国鉄後藤寺・漆生両線の開通(漆生線は廃線)とあいまって筑豊炭田有数の大炭鉱町として急激に発展,41年町制を施行した。しかし,本町発展の原動力であった山野鉱が63年に大幅に縮小,73年には完全閉山し,最盛期に4.5万を数えた人口は半減,鉱害後遺症も残した。

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