立面図(読み)リツメンズ

リフォーム用語集 「立面図」の解説

立面図

建物の外観を表す図面。エレベーションとも呼ばれる。東西南北の四面作成するのが普通。隣地と接する側など重要でない面を省略することもある。公庫設計審査には2面以上必要。屋根の形状やこう配、窓・玄関ドアの配置など、外観デザインのイメージを表現することを主目的とする。使用する外装建具、屋根材、外壁材など主要な外部仕上げや、軒高、階高、床高など主要な高さ寸法を、必要に応じて記入する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立面図」の意味・わかりやすい解説

立面図
りつめんず
elevation

建築インダストリアル・デザイン用語。設計図面の平面図 (プラン) に対して,正面側面から見た設計を図示したもの。建築,インダストリアル・デザインなどの設計を施主,施工者にわかりやすく理解させるために使われる。

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デジタル大辞泉 「立面図」の意味・読み・例文・類語

りつめん‐ず〔‐ヅ〕【立面図】

投影図法で物体を立画面に投影したときに得られる図。物体を正面から見た図。
[類語]見取り図展開図投影図透視図平面図断面図鳥瞰図

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精選版 日本国語大辞典 「立面図」の意味・読み・例文・類語

りつめん‐ず ‥ヅ【立面図】

〘名〙 正投影法で、立画面に描かれた図。〔五国対照兵語字書(1881)〕

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世界大百科事典内の立面図の言及

【建築製図】より

…(1)(2)は機械製図でも,その対象とするものによってはあてはまるが,(3)の特徴は機械製図には見られないものである。
[表示方法]
 第1の特徴,すなわち三次元の立体あるいは空間を平面上に示す方法として,立面図,断面図,平面図,あるいは透視図,等測投影図などがある。立面図は,建物の立面をそれに平行な平面に投影した図であって,建物外面各部の高さと幅が示されるが,奥行きは示されない。…

※「立面図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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