日本歴史地名大系 「笠間稲荷神社」の解説
笠間稲荷神社
かさまいなりじんじや
境内には嘉永元年(一八四八)
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
境内には嘉永元年(一八四八)
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
茨城県笠間市笠間に鎮座。祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。古くは紋三郎(もんざぶろう)稲荷または胡桃下(くるみした)稲荷ともよばれた。社伝によれば、孝徳(こうとく)天皇の白雉(はくち)年間(650~654)に創祀(そうし)されたという。江戸時代に入り、累代の笠間城主の崇敬を受け、社地・社殿の拡張が相次ぎ、関東一円にその名を知られるようになった。旧村社。例祭は4月9日。そのほか、追儺(ついな)式(節分)、初午(はつうま)祭(2月初午の日)、御田植(おたうえ)祭(5月10日)などの特殊神事がある。本殿(重要文化財)は江戸末期の建築で、とくに側面の彫刻は精巧を極めている。境内の藤樹2株は樹齢400年に及び、県の天然記念物。
[茂木貞純]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…市域では丘陵状の地形がめだち,市街も涸沼(ひぬま)川上流の盆地状低地に開ける。13~16世紀には市街東方の佐白山頂に城を構えた笠間氏が支配,江戸時代に入って笠間藩主牧野氏の治政下に城下町が完成,笠間稲荷神社の鳥居前町も成立した。加えて水戸~結城~小山を結ぶ街道(現,国道50号線)の宿場町であった。…
※「笠間稲荷神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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