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絨毛癌 じゅうもうがん

百科事典マイペディアの解説

絨毛癌【じゅうもうがん】

絨毛上皮腫

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

じゅうもうがん【絨毛癌 choriocarcinoma】

胎盤の栄養細胞である絨毛細胞の悪性化によって発生する癌腫で,悪性絨毛上皮腫ともいわれる。婦人科癌のなかでは比較的まれな疾患である。胞状奇胎妊娠後に最も多く発生し,奇胎の5~10%に発生するとみられているが,人工妊娠中絶,自然流産,分娩後に発生する場合もある。妊娠後体内に遺残した絨毛細胞が癌化することで発生し,通常,妊娠後数ヵ月から数年を経て発症する(このような絨毛癌を妊娠性絨毛癌という)。ごくまれに,妊娠と関係なく卵巣や睾丸(この場合は男子に)に奇形腫として絨毛癌が発生することがある(これを奇形腫性絨毛癌という)。

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世界大百科事典内の絨毛癌の言及

【胞状奇胎】より

…従来,胎盤の腫瘍と考えられていたが,細胞遺伝学的研究から染色体異常による流産の特殊型と考える説が現在は多い。胞状奇胎が臨床的に注目されるのは,本症から高率に絨毛癌が発生するためである。 絨毛のすべてが囊胞化したものを全胞状奇胎(または単に奇胎ともいう)といい,通常胎芽は欠如している。…

※「絨毛癌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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