珍貴(読み)チンキ

デジタル大辞泉 「珍貴」の意味・読み・例文・類語

ちん‐き【珍貴】

[名・形動]珍しくて貴重であること。また、そのさま。「珍貴な品」
[類語]珍しい貴重珍重得難い貴い稀有高貴大切重要異色異彩珍稀大事だいじ肝要肝心緊要枢要かなめきも肝心要有意義意義深い千金耳寄り掛け替えのない奇跡的奇しくも期せずしてまぐれたま未曽有空前絶後前代未聞不可思議

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精選版 日本国語大辞典 「珍貴」の意味・読み・例文・類語

ちん‐き【珍貴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) めずらしく貴重であること。めずらしいとしてとうとぶこと。また、そのさま。〔英和記簿法字類(1878)〕
    1. [初出の実例]「抑々(そもそも)民選議院建白は、土州気質が『まぐなかるた』の如くに珍貴する所なり」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩気質)
    2. [その他の文献]〔魏志‐荀彧伝注〕

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普及版 字通 「珍貴」の読み・字形・画数・意味

【珍貴】ちんき

珍しく、貴い。〔三国志、魏、伝注に引く孔融端に与ふる書〕(おも)はざるに、雙珠、ごろ老(らうぼう)より出で、甚だ之れを珍貴す。

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