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継親子 けいしんし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

継親子
けいしんし

夫の先妻の子と後妻,あるいは妻の先夫の子と後夫の関係。民法旧規定では家を同一にするときに限って親子と同一の血族関係を生じるものとされた (728条) が,現行民法はこの規定を廃したので,姻族1親等の関係が生じるにとどまる。

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デジタル大辞泉の解説

けい‐しんし【継親子】

子の父または母が再婚した場合の子と後妻または後夫との関係。民法旧規定は法定の親子関係としたが、現行民法上は姻族一親等の関係にとどまる。

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世界大百科事典 第2版の解説

けいしんし【継親子】

自分と前配偶者との間にできた子と現配偶者との関係をいう。子は実子・養子どちらでもよい。民法旧規定(明治民法)は同じ〈家〉の人間は血族であらねばならないというイデオロギーから,継親子を法定血族1親等として実親子同様の効果を与えた。ただし,継子の婚姻,離婚,養子縁組,離縁への同意や親権行使のうえで,継親の権限には制約が課された(民法旧規定878条など)。旧法時代から血族擬制は情誼に反して無理があるという批判があったが,戦後の〈家〉制度廃止により,現行民法は姻族親等を認めるにとどまる。

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大辞林 第三版の解説

けいしんし【継親子】

先妻の子と後妻との関係のように、夫婦の一方にとって子が実子でないときの親子関係。旧民法では家制度のもとに法定親子関係を認めたが、今は姻族一親等にとどまる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

継親子
けいしんし

夫の先妻の子と後妻、あるいは、妻の先夫の子と後夫との関係を継親(母または父)子関係という。明治民法の下では、継親子が同じ家に属していた場合には、その間に当然法律上の親子関係を認めていた。もともと家族制度に基づくものであり、1948年(昭和23)の民法改正によりこの取扱いは廃止され、現在では単なる姻族1親等の関係にとどまっている。したがって、継子は継親の親権に服さず、相続権もない。ただ直系姻族の関係にあるため婚姻することはできず(民法735条)、特別の事情がある場合には扶養の義務を負う(同法877条2項)。継親(ことに継父)が継子(妻の連れ子)を養子とする例も増えており、そうすれば、継子は継親の親族との間にも親族関係を有することとなる。明治民法下の嫡母庶子関係も、一種の継母子関係であった。[山本正憲・野澤正充]

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