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緊張病 きんちょうびょう catatonia

翻訳|catatonia

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

緊張病
きんちょうびょう
catatonia

突然,激しい運動や衝動行為を起こして興奮状態を示す緊張病性興奮と,反対にしかめっ面,動きの乏しい表情,緘黙 (かんもく) (→無言症 ) ,無感動,さらには無反応に陥る緊張病性昏迷の二つの症候群を繰り返すのが特徴。

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デジタル大辞泉の解説

きんちょう‐びょう〔キンチヤウビヤウ〕【緊張病】

統合失調症の一病型。激しい興奮や衝動的行為と、運動をやめ硬直した状態とが交互に現れるもの。

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百科事典マイペディアの解説

緊張病【きんちょうびょう】

統合失調症精神分裂病)の一病型で,精神運動興奮または昏迷(こんめい)を主徴とする。精神運動興奮を主徴とする場合は,奇妙な不自然な態度,支離滅裂な独語,衝動的行為,同一行動を激しく繰り返す常同行為,不安定な感情を伴う興奮状態などを示す。

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世界大百科事典 第2版の解説

きんちょうびょう【緊張病 Katatonie[ドイツ]】

意欲と行動の異常を中心とする特徴的な病態で,その名も,病者の表情が固く,全身が硬直しているところから出た。病像として興奮と昏迷という相反する症状を含み,すなわち一方では反響言語・反響動作・命令自動・常同症などを交じえる激しい多動状態,他方ではあらゆる自発運動の停止・強硬症(カタレプシー)・蠟屈症・拒絶症などからなる無動状態が交互に,あるいは一方だけ反復して現れたりするが,経過は概して短く,数ヵ月以内に回復する。

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大辞林 第三版の解説

きんちょうびょう【緊張病】

統合失調症の一亜型。硬直した姿勢や表情からこの名があり、興奮と昏迷を特徴とする。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

緊張病
きんちょうびょう

統合失調症の一類型の別称。[編集部]

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世界大百科事典内の緊張病の言及

【カールバウム】より

…精神疾患の状態像および経過と転帰への注意を促し,症状群Symptomenkomplex,疾患型Typeusの概念を提唱した。緊張病,破瓜病,類破瓜病,蠟屈症などはいずれも彼の命名によるものであるが,とりわけ緊張病は,弟子ヘッカーE.Heckerに記述させた破瓜病とともに,クレペリンの早発性痴呆概念の先駆となった。19世紀のドイツ精神医学を代表する人物の一人。…

【拒絶症】より

緊張病症状群の一つの症状であり,意欲障害に基づくもの。患者はあらゆることを拒否し,反対の行動を示す。…

【精神分裂病】より

… 今日の分裂病につながる概念はやっと19世紀後半に相次いで現れるようになる。まず,フランスのB.A.モレルがその《臨床研究》(1852)で,若年者に発症し急速に痴呆状態へと進行する精神病を〈早発痴呆démence précoce〉と名づける一方,ドイツではK.L.カールバウムが1874年(63年説もある)に精神運動性の興奮と昏迷という相反する状態をふくむ病像を〈緊張病Katatonie〉と名づけた。またE.ヘッカーが1871年に思春期に始まって感情鈍麻や意欲減退を示しながら欠陥状態へと至る病像を〈破瓜病Hebephrenie〉と命名し,最後にE.クレペリンが1899年の彼の《精神医学教科書》第6版であとの二つをまとめ,これに〈妄想痴呆〉を加えて〈早発痴呆Dementia praecox〉と呼んだ。…

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