(読み)ヒ

デジタル大辞泉 「緋」の意味・読み・例文・類語

ひ【×緋】

濃く明るい赤色緋色。あけ。
[類語]真っ赤赤色せきしょく紅色こうしょくくれないべに真紅しんく鮮紅せんこう緋色しゅあけあかね薔薇ばら小豆あずき臙脂えんじ暗紅あんこう唐紅からくれないレッドスカーレットバーミリオンマゼンタローズワインレッド

ひ【緋】[漢字項目]

人名用漢字] [音]ヒ(呉)(漢) [訓]あか あけ
鮮やかな赤色。緋色。「緋衣ひえ緋鯉ひごい緋桜ひざくら緋縮緬ひぢりめん猩猩緋しょうじょうひ

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精選版 日本国語大辞典 「緋」の意味・読み・例文・類語

ひ【緋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (あかね)で染めた色。また、その色のもの。あけ。
    1. [初出の実例]「緋絁壱匹弐丈捌尺」(出典:正倉院文書‐天平一〇年(738)但馬国正税帳)
  3. 黄の下染めに紅花で染めた色。火色
    1. [初出の実例]「もみぢよる網代の布の色染めてひをくくりとは見ゆるなりけり」(出典:山家集(12C後)上)

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