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緋文字 ひもんじ The Scarlet Letter

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

緋文字
ひもんじ
The Scarlet Letter

アメリカの小説家ナサニエル・ホーソーンの小説。 1850年刊。 17世紀中頃のボストンを舞台に,姦通事件を後日譚の形式で描いた作品。人妻との姦通の罪を犯した牧師,不義の子を生んだ若い人妻,その年老いた夫,それぞれの心の苦悩を描き,罪と罰,心のなかの悪の問題を扱う。

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デジタル大辞泉の解説

ひもんじ【緋文字】

《原題The Scarlet Letterホーソン長編小説。1850年刊。17世紀のボストンのピューリタン社会を舞台に、青年牧師と人妻との姦通事件を通して、人間のさまざまな問題を描く。

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百科事典マイペディアの解説

緋文字【ひもじ】

緋文字(ひもんじ)

緋文字【ひもんじ】

ホーソーンの小説。《The Scarlet Letter》。1850年作。17世紀のボストンを舞台として,ピューリタンの若い牧師ディムズデールと個性的な人妻ヘスタ・プリンとの姦通(かんつう)事件を軸に,罪と贖い,掟(おきて)と自由等の問題を,心理的象徴的な技法で巧みに描きあげる。

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デジタル大辞泉プラスの解説

緋文字

米国の作家エラリー・クイーンミステリー(1953)。原題《The Scarlet Letters》。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひもんじ【緋文字 The Scarlet Letter】

アメリカの作家ホーソーンの小説。1850年出版。17世紀中葉のボストンの清教徒(ピューリタン)社会を舞台に,牧師ディムズデール,彼と姦通adulteryし胸に緋色のAの文字をつけさせられたヘスターHester Prynne,その夫チリングワースの3人の心理を深く追究した,光と闇の交錯する絵画的美しさに富む傑作。象徴的手法で,さまざまな罪のあり方,社会の掟と思想の自由の相克などの問題を扱う一方,点景にJ.ウィンスロップ知事など実在の人物を配して,歴史的なリアリティを与えている。

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大辞林 第三版の解説

ひもんじ【緋文字】

ホーソンの長編小説。1850年刊。姦通の罪により緋色の A の文字を胸につけさせられて暮らす人妻と、苦悶しつつ、ついには告白して死んでいく相手の牧師とをめぐる人間関係を通して、愛と悪と信仰の問題を追求する。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

緋文字
ひもんじ
The Scarlet Letter

アメリカの作家N・ホーソンの代表的長編小説。1850年刊。姦通(かんつう)を犯したヘスタ・プリン、その夫で嫉妬(しっと)に狂うチリングワース医師、姦通の相手で罪に悩みついに世間に告白するディムズデイル牧師、さらに不義の子パールを加えた4人の、7年間にわたる心理の葛藤(かっとう)を主題とする。ヘスタの胸に緋の糸で刺しゅうされたAのイニシアルは、物語の冒頭では姦通Adulteryを意味したが、しだいに有能Able、天使Angelなどの意味をもつようになる。こうした象徴的手法を駆使しながら、人間の心奥に潜む悪を追究する一方、ベリンガム知事ら実在の人物を端役に配し、1640年代のボストン・ピューリタン社会を的確に描出する歴史小説としても評価される。ピューリタン社会の厳しい道徳、ヘスタの求める愛と思想の自由、この二面の対比は、作者の内面の矛盾の反映にほかならない。[島田太郎]
『大橋健三郎・小津次郎訳『緋文字/美の芸術家他』(『世界文学全集17』所収・1970・集英社) ▽R・チェース著、待鳥又喜訳『アメリカ小説とその伝統』(1960・北星堂書店) ▽佐藤清訳『緋文字』(岩波文庫)』

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