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緑林(読み)リョクリン

世界大百科事典 第2版の解説

りょくりん【緑林 lù lín】

中国,王莽(おうもう)の新王朝(8‐23)末の反乱集団。王莽の失政と飢饉で各地に民衆が蜂起,湖北では反徒が緑林山(湖北省当陽県)に集結して大軍勢となった。やがて劉秀らを推戴する南陽(河南省)の豪族集団と合流,緑林の推す劉玄を更始帝に立てて漢王朝復興をめざし,王莽死後の長安を占拠した。だが政治が乱れて部将が離反し,劉秀も河北で光武帝として即位,ついで更始帝は赤眉に敗れて殺された(25)。反徒が緑林山に拠った故事から後世群盗を緑林とよぶ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

りょくりん【緑林】

みどりの色濃い林。
〔漢の王匡・王鳳などが反乱し、湖北省の緑林山にこもり盗賊となったという「後漢書劉玄伝」の記事から〕 盗賊。緑の林。 「山路には山賊有て、旅客-の陰を過ぎ得ず/太平記 39

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