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脊髄硬膜外膿瘍 せきずいこうまくがいのうよう

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家庭医学館の解説

せきずいこうまくがいのうよう【脊髄硬膜外膿瘍】

 脊髄を取り囲む硬膜の外側に化膿菌(かのうきん)による膿瘍ができ、脊髄などを圧迫する病気です。
 原因菌はブドウ球菌きゅうきん)のことが多く、からだの各部の感染症に引き続いておこります。
●症状
 おこりやすいのは胸椎(きょうつい)で、背中の両側の痛みで始まります。痛みは持続性で、寝て安静を保ってもおさまらず、せきやくしゃみをすると痛みが強くなります。放置すると、2~3日で両下肢(りょうかし)(両脚(りょうあし))がまひします。
 ほかの脊髄の圧迫性疾患と異なり、発熱、震(ふる)えなどの全身的な炎症症状があります。
●検査
 診断には、MRI検査が必要です。硬膜外穿刺(こうまくがいせんし)で硬膜外腔(こうまくがいくう)から膿(うみ)が吸引されることで診断できます。
●治療
 抗生物質を使用し、できるだけ早く手術をして膿を取り除き、脊髄に対する圧迫を減らすとまひが軽くなります。両下肢のまひが高度になると、回復は困難です。

出典|小学館
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