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臨時金利調整法 りんじきんりちょうせいほう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

臨時金利調整法
りんじきんりちょうせいほう

昭和 22年法律 181号。金融機関の金利の最高限度を定めることを目的とする法律。この法律の金利とは,全国の金融機関が実際に行なう預金,貯金の利率,定期積立金の利回り,無尽掛け金の利回り,指定金銭信託の予定配当率,貸付けの利率,手形の割引率,当座貸越しの利率,コールローンまたはコールマネーの利率,有価証券の引受料,戻し料,その他これに準じるもの。

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百科事典マイペディアの解説

臨時金利調整法【りんじきんりちょうせいほう】

市中金融機関の金利の最高限度を定めるための法律(1947年)。臨金法と略す。対象は銀行・中小企業金融機関・農林水産金融機関・労働金庫保険会社等とされ,大蔵大臣日銀政策委員会に預金・貯金の利子,貸付けの利率,手形の割引率等の最高限度を定めさせることができる。
→関連項目高利貸

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世界大百科事典 第2版の解説

りんじきんりちょうせいほう【臨時金利調整法】

第2次大戦以前は,日本の金融機関は貸出金利についても,預金金利についても相互に協定を結ぶ非競争的な決定の慣行を定着させていた。敗戦後のインフレーションの激化の中で,金利を規制する必要は戦前以上に強くなっていたが,1947年に制定された独占禁止法自由競争体制の下では,戦前から続く私的な協定による金利決定の方法は,違法行為である〈不当な取引制限〉に該当すると考えられた。そこで銀行,信託会社,保険会社,無尽会社農林中央金庫商工組合中央金庫等の金融機関の金利の最高限度を大蔵大臣が公定する方法を取り,従来の協定に代えることとし,制定されたのが本法である。

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世界大百科事典内の臨時金利調整法の言及

【銀行】より

…いわゆる信用割当てのメカニズムである。独占禁止法の適用除外措置の第1号として成立した臨時金利調整法(1947公布)や銀行経営の健全性の維持をたてまえとする金融行政(行政指導を含む)が,銀行間の競争行為を制限したことも,信用割当てのメカニズムを強化した。こうした性格の金融市場のもとで,個々の銀行はその時々の規制のもとで一定の利ざや(貸出利子率と預金利子率の差)を保証されていたので,できるだけ多くの預金を集める一方,安定顧客である貸出先を確保し,将来の有望な顧客を開拓することに経営の基本をおいた。…

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