(読み)イチゴ

デジタル大辞泉 「苺」の意味・読み・例文・類語

いちご【×苺/×莓】

バラ科多年草または小低木総称。また、その実。春から初夏白色の花が咲き、のち赤い実が熟す。キイチゴクサイチゴノイチゴヘビイチゴなどがあるが、一般には実を食用とするため栽培されるオランダイチゴをいい、品種ダナーとよ宝交早生ほうこうわせ福羽ふくばなどがある。ストロベリー 夏 花=春》「つぶしたる―流るる乳の中/虚子
[類語]木苺野苺オランダ苺梶苺草苺熊苺苗代苺苦苺薔薇苺冬苺紅花苺蛇苺紅葉苺ストロベリー

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精選版 日本国語大辞典 「苺」の意味・読み・例文・類語

いちご【苺・莓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. バラ科のオランダイチゴ属、カジイチゴ属、ヘビイチゴ属、さらにキジムシロ属の一部をも含めた植物の総称。主として小低木または多年草で、実が多汁質で多数種子があり、食用となるものが多い。《 季語・夏 》

▼いちごの花 《 季語・春 》 〔本草和名(918頃)〕

  1. [初出の実例]「いみじううつくしきちごの、いちごなどくひたる」(出典:枕草子(10C終)四二)
  2. 植物「オランダいちご(━苺)」の通称。《 季語・夏 》

▼いちごの花 《 季語・春 》

  1. [初出の実例]「いちご盛って紅の雫流れけり」(出典:寒山落木〈正岡子規〉明治二七年(1894)夏)

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デジタル大辞泉プラス 「苺」の解説

コーシン乳業株式会社が販売する清涼飲料国産のイチゴ果汁を使用

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動植物名よみかた辞典 普及版 「苺」の解説

苺 (イチゴ)

植物。バラ科の多年草,薬用植物。オランダイチゴの別称

苺 (イチゴ)

植物。苗代苺・草苺・紅葉苺等の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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