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菊酒 キクザケ

大辞林 第三版の解説

きくざけ【菊酒】

菊の花を浸した酒。九月九日の重陽ちようようの節句に飲む。菊の酒。菊花の酒。
味醂みりんの一種。濃厚な味で、加賀国・肥後国の名産。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

飲み物がわかる辞典の解説

きくざけ【菊酒】


重陽(ちょうよう)の節句(陰暦9月9日)に飲む、菊の花を浸した酒。厄除け不老長寿を願って飲むならわしがあった。
➁加賀(石川県旧国名)でつくられた名酒。◇名称の由来には、石川県南部を流れる手取川、あるいは金沢市を流れる犀川の水源近くに菊の咲く地があった、霊峰白山の神体が「菊理媛(くくりひめ)」であることから、などの説がある。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典内の菊酒の言及

【重陽】より

…菊花宴ともいい,685年(天武14)を起源とするが,嵯峨天皇のときには,神泉苑に文人を召して詩を作り,宴が行われていることが見え,淳和天皇のときから紫宸殿で行われた。菊は霊薬といわれ,延寿の効があると信じられ,この日,菊酒を飲むことも行われた。また,茱萸(しゆゆ)(カワハジカミ)の袋を柱に菊とともにつけ,悪気を払う風習もあった。…

【リキュール】より

…日本でも古くからこの種の酒があった。正月のとそや重陽の菊酒などは平安期から行われ,江戸時代には白酒やみりんのほか,清酒や焼酎に果実,薬草その他を浸漬(しんし)して多くの種類がつくられた。《本朝食鑑》(1695)には忍冬(にんどう)酒以下16種が挙げられており,その中にはマムシ酒も見られる。…

【重陽】より

…菊花宴ともいい,685年(天武14)を起源とするが,嵯峨天皇のときには,神泉苑に文人を召して詩を作り,宴が行われていることが見え,淳和天皇のときから紫宸殿で行われた。菊は霊薬といわれ,延寿の効があると信じられ,この日,菊酒を飲むことも行われた。また,茱萸(しゆゆ)(カワハジカミ)の袋を柱に菊とともにつけ,悪気を払う風習もあった。…

※「菊酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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