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中国、陝西(せんせい/シャンシー)省東部、華陰(かいん)県の南、秦嶺(しんれい/チンリン)山脈のもっとも東にある秀峰。標高1997メートル(中峰)。山体は花崗(かこう)岩からなり、北側は断層による急峻(きゅうしゅん)な崖(がけ)をなす。花のように美しい山容が遠くからも望めるため、この名がある。西の少華山に対し太華(たいか)山ともいう。渭河(いが/ウェイホー)が黄河(こうが/ホワンホー)に流入する地点を見下ろし、渭河盆地の南辺にそびえたつ関中一の山であるところから、古くから五岳の一つ西岳(せいがく)に数えられ、詩文によく詠まれた。蓮花(れんか)峰、玉女(ぎょくじょ)峰、朝陽(ちょうよう)峰など、風化によってつくられた奇峰、奇洞が多いため、有数の観光地となっている。
[秋山元秀]
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