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菱マンガン鉱 りょうマンガンこう rhodochrosite

翻訳|rhodochrosite

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

菱マンガン鉱
りょうマンガンこう
rhodochrosite

方解石族鉱物。 MnCO3三方晶系。菱面体,板状,柱状の結晶,粒状,ぶどう状の集合塊として産する。硬度 3.5~4,比重 3.70。ガラス光沢ないし真珠光沢で半透明。桃,紅,赤,褐色などを呈する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

菱マンガン鉱
りょうまんがんこう
rhodochrosite

マンガンの鉱石鉱物の一つ。日本ではおもに中生代の珪(けい)質堆積(たいせき)岩中あるいはその変成産物中に鉱層をなすほか、熱水鉱脈鉱床の脈石をなす。また、気成鉱床の脈石鉱物としても出現する。自形は菱面体で比較的単純。鉱層中ではマンガン酸化物、マンガン珪酸塩などとともに高品位鉱を形成する。脈石では、鉄、亜鉛、鉛、銅、銀、金、アンチモンなどの硫化物を伴い、マンガン自身の硫化物も伴われる。ごく少量の成分変化で、白、灰、淡褐、茶褐色などを呈し、「白色炭(たん)マン」「栗色(くりいろ)炭マン」などと俗称される。接触変成を受けた堆積岩中のものとしては、岩手県九戸(くのへ)郡野田村野田玉川鉱山、栃木県鹿沼(かぬま)市加蘇(かそ)鉱山などが有名であり、熱水鉱脈中のものとしては、北海道上ノ国(かみのくに)町上国(じょうこく)鉱山、同古平(ふるびら)町稲倉石(いなくらいし)鉱山などが有名である。英名はギリシア語の「ばら」に由来する。[加藤 昭]

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